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赤ちゃんの頭の形:ヘルメット療法について

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    JUGEMテーマ:子供の病気・怪我
    斜頭症は命にかかわる病気ではありませんが、こどもさんの健康や幸福度を左右するので 将来を変えうる問題です。ですから、アメリカなどの欧米諸国では積極的に治療を選ぶ お母さんが多いようです。 斜頭症の治療には、いくつかの選択肢があります。

    ※ヘルメットなどの特殊装具の装着
    ※仰向けねで頭の位置を変換する
    ※カイロプラクティックなどの手技療法

    アメリカの小児科学会や医師が発行している論文では、ヘルメット治療(もしくはヘッドバンド)の効果が紹介されています。ヘルメット治療は斜頭症の一般的な治療法といえるかもしれません。 ヘルメット治療は、頭部の成長を妨げませんが突出している部位のそれ以上の成長を抑え平らな部位にはスペースがあるためその部分の成長は全く制限されることがないため整形されます。ヘルメット治療は、カスタムメイドで作られ一般的に一日に23時間×3カ月程度装着します。その間も赤ちゃんの頭は成長し続けるので頭部の圧迫による副作用を避けるために毎週専門家を訪ねます。 しかし、斜頭症の治療方法についての論文は精度の高い研究はあまりありません。

    2002年にイギリス、2009年にアメリカの医師により発表された論文では、ヘルメット治療には信頼性のあるエビデンス(根拠)がないことを指摘しています。 計測値を解析して有効性を示しても、実は5mmの範囲を議論しているにすぎないこと、研究手法の精度が低いこと、成長する頭部を締め付ける危険性、信頼性のある比較研究がされていないことなどが挙げられています。 また、ヘルメットの治療効果を比較研究しているいくつかの研究では、ヘルメット治療を頭の位置変換を比較しているものがありますがどちらも頭部の形の改善が同じように見られています。(数値的にヘルメット治療の有効性を強調していても、その差は現実的にはわずか数ミリの範囲で計測による誤差が起こり得る範囲でしょう。)

    つまり、ヘルメット治療でなくとも改善がみられたのです。 また、カイロプラクティック治療による斜頭症のケアではヘルメット療法や頭位変換より高い改善率を報告しているケースもあります。 斜頭症の改善法はヘルメット治療だけではありません。

    次回は斜頭症のカイロプラクティック治療についてご紹介します。



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    posted by: ヘルシーライフセントラル | - | 15:32 | comments(0) | - | - |
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